こんにちは、Jukiya です。
プログラミングスクールに通いたいけど、お金がかかるから悩んでる・・・
独学だけでプログラミングスキルを身につけられる自信がないし、
そもそも何から手をつけたらいいのかわからないし。
やっぱり未経験からエンジニア転職は無理があるのでは・・・?
プログラミング学習を「独学 か スクールか」で迷っている方は多いと思います。
この記事ではこの迷いに対して、もう1つのより有力な方法を提示します。
僕はこの方法で、IT完全未経験からエンジニアになることができ、
現在は独立してフリーランスエンジニアとして 毎月60万円くらい案件受注しています。
スクールに通わずに転職市場で勝利した実体験をもとに解説していきます。
プログラミング独学でもスクールより転職で有利になる戦略【3つ】
まず前提として「独学よりもスクールでの学習のほうが圧倒的に効率的」です。
じゃあどうするか?という話。
戦略 1:スクール卒業生と同じ土俵で戦わない
スクール卒業生は「正社員転職」というゴールを目指す方が多いです。
なぜなら、スクールでは「転職支援」までしてくれることが多いから。
そして、スクールは、大手の転職先の太いパイプを持っていて、営業部門なりサポート部門が手厚い。
つまり、スクール卒業生は転職市場に、スクールの最強の布陣で挑んでいるんです。
独学者が転職市場でここにアプローチしてもあまり勝ち目はないです。
戦略2:実務経験を最優先で積む
独学者が転職市場において価値を示すために最も必要なもの、それは、
実務経験
です。
仮にスクールを卒業していても実務経験がなければ、転職市場においては結構ハードモードなんじゃないかなと思います。(2025年時点)
そこで僕から提案です。以下がおすすめ。
インターンやアルバイトで開発現場に入り、実務経験を積む
おすすめというか、これしかないのでは?と。少なくとも僕自信は、そうだったと思う。
スクール卒業生の多くは「学習 → 転職活動 → 正社員」という流れを選択します。
でも、「学習」だけだと、転職市場におけるアピールポイントとしては 弱すぎる んですよね。
なぜなら、「入社してすぐバリューが出る保証が薄すぎる」から。企業側のリスクが高すぎます。
でも、社員採用じゃなくて、インターンとかアルバイトならいけるんです。
なぜなら、企業側は応募者に対して、「育てる」または「雑用要員」のスタンスだからです。
戦略3:段階的ステップアップで差をつける
ここまで読んだ方は、こう考えるかと思います。
確かにそうかもです。
ただ、前述した通り、エンジニア転職市場において最も価値あるアピールポイントは、
実務経験
です。
まずは現場に入り、雑用でもなんでもやるといいと思います。
現場に入るとわかるのですが、
スクールや独学で学んだことは現場で1ミリくらいしか役に立たない
です(人によりますが大体そう)。
実務経験を積むと、最強の武器2つが手に入ります。
ちなみに武器2についてなんですが、
システム開発現場での採用においては、 スキルシート(職務経歴書) で9割決まります。
そして上記の武器が手に入った時点で、「未経験」ではなく、「現役のエンジニア」として名乗ってもほとんどOKになるかと思います。普通にエンジニアとして転職活動できます。
「実務経験なし」から脱却する最短ルート【実体験付き】

繰り返しになりますが、インターンまたはアルバイトから始めるのが最短ルートです。
1. 基本的なプログラミングスキルを独学で習得(HTML/CSS/JavaScript)
2. Wantedly などでインターン先を探して応募
3. インターンで実務経験を積みながらスキルアップ
4. 半年〜1 年後に社員登用または転職
上記は、僕がそのまま行ったルートです。以下に詳しく紹介します。
僕が独学 → 月60万円エンジニアになった実体験
お金がなくてスクールに通えなかった
当時の僕は 21 歳のフリーターで、月収は 17 万円程度でした。
家賃すら親に支払ってもらっている状況で、スクール費用を工面することは難しいかったです。
自分で稼げるようになりたいという気持ちはあったものの、これといった強みもスキルもなく、かといってスクールに通うお金もない状況に悩んでいました。
独学の挫折
Udemy や YouTube、技術書を使って HTML、CSS、JavaScript、PHP を学習しました。
最大の苦労はモチベーションの維持、それに実務可能レベルまで一人でレベルアップすることの難しさでした。
いろんな求人サイトでエンジニア求人に応募しては、面接や書類選考で落ちてました。
やはり中途採用で実務未経験での転職は、かなり困難に近い状況でした。
インターンで爆速成長
Wantedly でインターン先を発見し、応募し、受け入れてもらえました。
その時のスキルレベルは、
・Web サイトを HTML/CSS でコーディングがかろうじてできる
・JavaScript でWebサイトに簡単なアニメーションをつけることができる
・PHP は技術書 1 冊のチュートリアルを完了していたけど、理解できているのかどうかわかってない
インターンの内容としては、
・会社が用意してくれた学習材料をもとに実務に近い開発を進める
・給料など報酬は無し
・学習環境への対価として、会社のオフィスの雑用(掃除やゴミ処理など)を1日2時間ほど
半年間の変化
最初は全くアウトプットできませんでした。
どれくらいかというと、普通のエンジニアが30分でできることを2週間とか普通にかかってました。
半年経って、ようやく最低限のアウトプットが出せるようになりました。
指示された機能追加のタスクを一人で対応できるようになり、後から入ってきたインターンの技術的サポートや、チームリーダーとしてシステム開発を進めることもできるようになりました。
社員時代の地獄
半年後に社員として雇ってもらえることになりました。最低賃金で働かせてもらいました。
それでも実際にアウトプットできていた価値は、最低賃金以下だったと思います。
そこからさらに半年間、インターン時代から合計して約 1 年間、1 日も休まずオフィスに行って 12-15 時間死に物狂いで働きました。
「早くできるようにならなきゃ」という思いで必死にやっていましたが、合計 1 年ほどそういった働き方を続けて、完全にメンタルも体力も底を尽きて潰れました。病みました。過労すると体ってこうなるんだと知りました。
そのタイミングで会社を退職しました。
フリーランス転身と成功
1 ヶ月ほど何もせず休んで、少し回復してきたところで開業届を出して UberEats のドライバーを半年ほど続けました。
だいぶ回復してきて働きたいという気持ちが強くなったところで、フリーランスエンジニアのエージェント経由で仕事をいただけました。
(フリーランス転身については別記事にしようかと思います)
あなたは何を犠牲にするか?【僕は時間とプライドを捨てました】
「何かを得るには何かを捨てる必要がある」と聞きました。
あなたは何を犠牲にできますか?
僕は、お金はなかったけど時間はありました。
そして当時の体力とメンタル、プライド、プライベートを全てスキルアップに投下しました。
結果として、メンタル的にも体力的にも潰れましたが、最終的に回復し、価値あるスキルだけが残りました。
自分の中で何を犠牲にできるかを考えて、
それとエンジニアになるという将来的な価値を天秤にかけてみてはどうでしょうか。
スクールに通えなくても問題なし【現場に飛び込もう】

スクールでお金を払って勉強することがスキルアップの唯一の方法ではありません。
もっとコスパ良く、レベルアップできる環境は探せば必ずどこかにあります。
1. 基本的なプログラミングスキルを独学で習得する
2. Wantedly などでインターン先を積極的に探す
3. 完璧を求めず、最低限のスキルで実務に飛び込む
4. 実務経験を積みながら段階的にステップアップする

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